2021.11.02 [イベントレポート]
「日本人のスタッフの情熱と撮影への志の高さに感銘を受けた」11/1(月) TIFFトークサロン『ムーンライト・シャドウ』エドモンド・ヨウ監督

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©2021 TIFF

 
11/1(月)、Nippon Cinema Now部門『ムーンライト・シャドウ』エドモンド・ヨウ監督をお迎えし、Q&Aを行う企画“TIFFトークサロン”が行われました。監督が“TIFFトークサロン”参加者から募集した質問に答えるQ&Aとなりました。
⇒作品詳細
 
登壇ゲスト:エドモンド・ヨウ監督
モデレーター:市山尚三プログラミング・ディレクター
 
エドモンド・ヨウ監督は、長編第2作目の『アケラット-ロヒンギャの祈り』で第30回東京国際映画祭の最優秀監督賞を受賞。昨年の第33回東京国際映画祭TOKYOプレミア2020『Malu 夢路』に続き、2年連続の登壇となりました。
 
『ムーンライト・シャドウ』は、世界30か国以上で翻訳されている吉本ばななの原作を、発表から33年の時を経て映画化。愛する人を突然亡くした主人公が、不思議な「月影現象」を知り、哀しみをどう乗り越えるのか、どう未来へ進んでいくのかを描いた作品です。
 
本作の撮影は日本国内で行われましたが、『Malu 夢路』でも日本で撮影したことがあったため、大きな問題はなかったとのこと。今回の撮影で「日本人のスタッフと一緒に撮影して彼らの情熱と撮影への志の高さ、そしてハードワーカーということに感銘を受けました。」と語りました。また、撮影中は日本語でコミュニケーションをとる必要があり、通訳を通すことで時間がかかってしまうこともあったそう。それでも「共通の言語である映画というものがあるので問題はなく非常に有意義な経験でした。」と撮影を振り返りました。
 
物語の重要人物である主人公の恋人・等役については、「YouTubeで等役としてどんな役者さんがいるのだろうとリサーチをしたときに、今泉力哉監督作品『his』の予告編を見たときにぱっと閃いてぜひ宮沢さんにやっていただきたいと思いました。」と宮沢氷魚さん起用の経緯を明かしました。
 
その他、本作のロケ先選定でのこだわりや、今後撮りたい作品の構想など等、たっぷりお話しいただいた充実のTIFFトークサロン。
ぜひ、動画でもお楽しみください!
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