2021.11.01 [イベントレポート]
「撮影する場所に対して強い思いを持っている」10/31(日) TIFFトークサロン『洞窟』ケランジェロ・フランマルティーノ監督

洞窟

©2021 TIFF

 
10/31(日)、ワールド・フォーカス部門『洞窟』ミケランジェロ・フランマルティーノ監督と、オンラインで接続、Q&Aを行う企画“TIFFトークサロン”が行われました。監督が“TIFFトークサロン”参加者からの質問に答え、Q&Aとなりました。
⇒作品詳細
 
登壇ゲスト:ミケランジェロ・フランマルティーノ監督
モデレーター:市山尚三プログラミング・ディレクター
 
ミケランジェロ・フランマルティーノ監督は、長編第2作目の『四つのいのち』が第23回東京国際映画祭のnatural TIFF部門で公式上映された際に来日しており、映画祭への参加は2回目。今回はオンラインでの参加となりましたが、東京のスタジオをオンラインで繋いだ生中継となりました。
 
フランマルティーノ監督3作目の『洞窟』は、世界で最も深い洞窟のひとつを発見した若い洞窟学者たちの物語で、今年度のヴェネチア映画祭でプレミア上映され審査員特別賞に輝いた作品です。
 
監督は映画を撮影するにあたり、「私のような映画製作者は場所に対して強い思いを持っていて、撮影する場所、またその場所の現実と非常に強い結びつきを持つ映画を撮るようにしている。」と答えました。
 
本作で重要な洞窟のシーンを撮影するのに6週間もの期間がかかったとのこと。その原因は、地下に潜る撮影隊と地上のプロダクションで制作状況や仕事をする時間に差があったため、映画の制作が思うように進まなかったと明かしました。
 
また、撮影監督のレナート・ベルタさんは高齢であったので竪穴に入ることができず、地上に残ることになってしまい。トレーニングされたテクニシャンたちとその他のスタッフだけで洞窟に入って撮影していたと現場の様子についても語りました。
 
その他、撮影中の様子やこだわりについて等、多くをお話しいただいた充実のTIFFトークサロン。
ぜひ、動画でもお楽しみください!
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