瀬田なつき監督(左)と山本英監督
第34回東京国際映画祭のユース部門の特別企画「TIFFティーンズ映画教室2021」が11月3日、TOHOシネマズ シャンテで行われた。中学生を対象にした映画制作のワークショップで、瀬田なつき監督が特別講師を務めた。
ワークショップは今年8月、コロナ禍のためオンラインで開催。12人の中学生が青・赤・黄の3班に分かれ、瀬田監督が出した「見えないもの(距離や気持ちなど)を撮る」というテーマに向き合った。
企画、構成から出演までチーム内で分担。会議はすべてリモートで、撮影も個々に撮ったものを編集する作業を経て完成した『4 sights』『ここにいるよ』『紙ひこうき』の3作品がお披露目された。沖縄やオーストリアから参加した生徒もおり、各作品の上映が終わるごとに「スクリーンがでかくて、思っていたより迫力があった」「オンラインでも皆のつながりを感じて、すごく楽しかった」「趣味で映像を撮っているけれど、勉強になった」などさまざまな感想が聞かれた。
生徒たちとこの日初めて対面した瀬田監督は、「皆がしっかりしていて、演技もうまくて驚いた。風景も撮る場所もバラバラなのに、つながって別の世界が生まれる。オンラインだからこそできるスリリングな体験で、私も映画を再発見し、原点に戻れた」と満足げ。「初めてが最後にならないよう、今後も続けていってほしい。そして、また一緒にできればいいな」とエールを送った。
また、生徒たちの奮闘を追ったドキュメンタリー『映画が生まれるとき』も上映。同作の山本英監督は、「映画を作る上では寄り道をしていくことが大切で、それがあったからこそ(生徒たちの)素晴らしい作品が生み出せた。自分でも見ていて感動した。大成功」と笑顔で話していた。
第34回東京国際映画祭は、11月8日まで開催。
瀬田なつき監督(左)と山本英監督
第34回東京国際映画祭のユース部門の特別企画「TIFFティーンズ映画教室2021」が11月3日、TOHOシネマズ シャンテで行われた。中学生を対象にした映画制作のワークショップで、瀬田なつき監督が特別講師を務めた。
ワークショップは今年8月、コロナ禍のためオンラインで開催。12人の中学生が青・赤・黄の3班に分かれ、瀬田監督が出した「見えないもの(距離や気持ちなど)を撮る」というテーマに向き合った。
企画、構成から出演までチーム内で分担。会議はすべてリモートで、撮影も個々に撮ったものを編集する作業を経て完成した『4 sights』『ここにいるよ』『紙ひこうき』の3作品がお披露目された。沖縄やオーストリアから参加した生徒もおり、各作品の上映が終わるごとに「スクリーンがでかくて、思っていたより迫力があった」「オンラインでも皆のつながりを感じて、すごく楽しかった」「趣味で映像を撮っているけれど、勉強になった」などさまざまな感想が聞かれた。
生徒たちとこの日初めて対面した瀬田監督は、「皆がしっかりしていて、演技もうまくて驚いた。風景も撮る場所もバラバラなのに、つながって別の世界が生まれる。オンラインだからこそできるスリリングな体験で、私も映画を再発見し、原点に戻れた」と満足げ。「初めてが最後にならないよう、今後も続けていってほしい。そして、また一緒にできればいいな」とエールを送った。
また、生徒たちの奮闘を追ったドキュメンタリー『映画が生まれるとき』も上映。同作の山本英監督は、「映画を作る上では寄り道をしていくことが大切で、それがあったからこそ(生徒たちの)素晴らしい作品が生み出せた。自分でも見ていて感動した。大成功」と笑顔で話していた。
第34回東京国際映画祭は、11月8日まで開催。