2021.10.31 [イベントレポート]
仮面ライダー50周年をJ・キャメロン監督も祝福!藤岡弘、「永遠に走り続けます」
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登壇した藤岡弘、
  第34回東京国際映画祭の「ジャパニーズ・アニメーション」部門で10月31日、「仮面ライダー」の未来へと題した特集上映が角川シネマ有楽町で行われ、本郷猛(仮面ライダー1号)役の藤岡弘、がトークショーを行った。

『仮面ライダー対ショッカー』『仮面ライダー対じごく大使』『仮面ライダーV3対デストロン怪人』の3作品を上映。今年は仮面ライダーの生誕50周年に当たり、藤岡は「映像は国境、民族を超えて勇輝、希望、正義、夢を与えてくれる素晴らしいもの。50年も続いたことに改めて感慨深い思いがある」としみじみ語った。

1971年の放送当時は、「改造人間で、二度と人間には戻れない悲しみと苦しみを背負ったヒーローが、敢然と敵に立ち向かうことに意義を感じた。子どもたちのキラキラした視線が大きな支えとなり、自分を律してきた」と述懐。「昭和、平成、令和と親から子ども、子どもから孫へと受け継がれ、家族で語り合えるヒーローは仮面ライダーだからこそ。それはすごいなと思うし、ここまで続いてきた要因でもある」と分析した。

25年来の親交があるジェームズ・キャメロン監督が、「友達で偉大なヒーローである藤岡さん、仮面ライダーが50年続いたことに敬意を表します。仮面ライダーは永遠に走り続けてほしい」とビデオメッセージを寄せた。藤岡も、「世界中の子どもたちが求めてやまない存在。石ノ森章太郎先生も「仮面ライダーは永遠なんだ」とおっしゃっていた。これからも走り続けます」と応じた。

今後も「まだまだ夢は持ち続けている。それに体も応えてくれている」と意気軒高。そして、「国境、民族を超えて感動できる映像作品に参加して、武士道精神や家族の絆を世界に伝えていきたい。そういう心のある人たちと作品を作り続けていきたい」とさらなる意欲を見せた。

第34回東京国際映画祭は、11月8日まで開催される。
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