2021.10.28 [更新/お知らせ]
さらに進化したオンライン企画決定!デイリーペーパー「TIFF Times」も発行!

いよいよ開幕間近の第34回東京国際映画祭ですが、新型コロナウイルス禍の特別措置的な形で昨年から始まったオンライン施策は今年も改良を重ねて引き続き実施いたします。主には招聘が叶わなかった海外ゲストに関して上映後のQ&Aなどのトークをオンラインでつなぐ形でお客様も質問ができて楽しんで頂ける「視聴者参加型」と、ゲストによるトークをオンラインでご鑑賞頂ける「シンポジウム型」の2タイプをご用意しておりますので、映画鑑賞以外にも是非お楽しみください。
 
<「TIFFトークサロン」について>
オンライン企画
来日が叶わない外国映画の監督たちをオンラインでつなぎ、鑑賞者からの質問を受け付けるトークです。従来は上映後に監督や俳優をお迎えして行っていたQ&Aを、オンライン上で実施していきます。昨年は基本的には上映をご覧頂いた方々を対象にしたZoomでの展開でしたが、今年は誰でもご参加頂ける形でYouTubeでの生配信となります(アーカイブ視聴も可能です)
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<「トークシリーズ@アジア交流ラウンジ」について>
オンライン企画
昨年に引き続き国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭の共催事業により、アジアを含む世界各国・地域を代表する映画監督と、第一線で活躍する日本の映画人とのトークを10/31~11/7で毎日発信します。昨年は全てオンライン形式のみでの展開でしたが、今年は海外からのゲストも2名ほど実際にお招きし、リアルな場で「越境」というテーマでトークを展開してもらいます。東京ミッドタウン日比谷の映画祭会場から毎日ライブ配信していき、現場での観覧も可能になりました。ライブ配信では、ZoomのシステムのQ&A機能を使用して世界中からの質問も受け付けます。オンライン視聴参加に関しては、「トークシリーズ@アジア交流ラウンジ」各プログラムのページからご登録下さい。
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<「TIFFマスタークラス」について>
ジャパニーズ・アニメーション部門ではプログラミング・アドバイザーの藤津亮太(アニメ評論家)がモデレーターを務めながら3つのテーマでシンポジウムを行います。アニメのシンポジウムはYouTubeで配信するのみのものと、会場に観客を入れてのリアルの参加及びYouTubeで配信の、二通りの方法があります。リアルの参加は事前予約が必要となります。YouTubeでの参加は、どなたでもご参加いただけます。
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<「各種セミナー・シンポジウム」について>
上記以外にも各種セミナーやシンポジウムもオンラインでも展開します。カンヌやベルリンなどの海外映画祭を代表する方々などをお招きし、「映画界の未来」をテーマに議論して頂く「ワールド・シネマ・カンファレンス」(10/31(日)18:30より東京国際映画祭 YouTube 公式チャンネルにてライブ配信)や日本映画クラシックス部門で上映されている日本映画界の女性監督の草分けでもあった田中絹代監督に関してクリスチャン・ジュンヌ(カンヌ国際映画祭代表補補佐)や三島有紀子(映画監督)、斉藤綾子(明治学院大学教授/映画研究者)、冨田美香(国立映画アーカイブ主任研究員)などを招きトークして頂く「女性監督のパイオニア 田中絹代トークイベント」(11/1(月)18:00~東京国際映画祭 YouTube 公式チャンネルにてライブ配信)などが予定されています。また、この他にもジャパニーズ・アニメーション部門の特集である「仮面ライダー」でも各種オンライントークイベント(詳細は別紙、もしくは映画祭公式HPをご確認ください)や、「日本映画監督協会シンポジウム」(11/5(金)20:30~TIFFトークサロンの一環としてライブ配信。 登壇者(予定):HIKARI(日本映画監督協会新人賞受賞作品『37セカンズ』監督、足立正生監督、松島哲也監督、本木克英監督、中村義洋監督)も予定されています。さらに、これは取材対象ではありませんが、クローズドで国際交流基金アジアセンターと共同で、東南アジア地域の映画祭及び映画関連団体関係者をオンライン招聘し、東南アジア地域における相互ネットワーク構築や意見交換の場を持つことを目的としたオンライン会議も行うなど世界各国の映画祭とのネットワーク構築もオンライン展開で行っています。
なお、上記以外にも併設マーケットのTIFFCOMの方でも「Netflix: アジアから世界へ!ヒット作品への道のり」「アニメ産業レポート2021に見るコロナ禍でのアニメ最前線」などのオンラインセミナーが予定されています。
こちらも詳細は同公式HP(tiffcom-online.jp/open-list-seminar/)にて合わせてご参照下さい。
 
<デイリーペーパーTIFF Times>
上記のオンライン施策以外にも今年は10月30日(土)~11月8日(月)の会期中に毎日発刊される映画祭新聞「TIFF Times」(A3サイズ、両面カラー)の無料配布も決まりました。海外映画祭ではお馴染みの刊行物で、かつて東京国際映画祭でも発行しておりましたが、久々の復刊となります。配布先は各上映館やJR有楽町駅前広場インフォメーションブース、プレスセンターなどで、毎日の上映情報や上映館マップに加え、審査員長のイザベル・ユペールさんや出品作品の監督等の取材記事を日替わりで掲載。新聞記者、映画ライター、女優らによるコンペティション部門作品の星取り表も11月2日号より掲載していく予定です。
 
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