第34回東京国際映画祭にて上映される「Amazon Prime Video テイクワン賞」のファイナリスト作品が決定いたしました。この賞は、国内外で優れたオリジナル作品を制作し多様な映像作品を配信するAmazon Prime Videoの協賛を得て、東京国際映画祭が更なる才能の発掘を目指して今年から設立されたものになります。
この賞は、これまで商業映画の監督・脚本・プロデューサーを担当したことがない日本在住の映画作家の15分以内の短編作品を対象としたもので、応募期間は約2か月間と短かったにも関わらず、223作品の応募がありました。その中から、厳正なる審査の結果下記の9作品がファイナリスト作品として選ばれました。
(五十音順、敬称略)
これらのファイナリスト作品の中から受賞者を選出する審査員チームには、審査員長に『GO』(01)、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)、『劇場』(20)など、多数のヒット作を手掛けてきた行定勲監督をお迎えし、女優の渡辺真起子さん、美術監督の磯見俊裕さん、元駐日マケドニア大使で映画監督のアンドリアナ・ツヴェトコビッチさん、Amazonスタジオアジアパシフィック責任者のエリカ・ノースさんという多彩な顔ぶれの審査員5名が揃いました。
東京国際映画祭初日の10月30日(土)午前10時半からTOHOシネマズシャンテ(Screen1)にてファイナリスト作品9本の上映を行い、上映前には審査員長の行定勲監督とAmazon Prime Videoの児玉隆志プライム・ビデオ ジャパンカントリーマネジャーとの対談も行う予定です。受賞結果は11月8日(月)のTOHOシネマズ日比谷でのクロージングセレモニーで発表されます。受賞者には、Amazonから賞金100万円が贈られるほか、Amazonスタジオと長編映画の製作を模索し、脚本開発に取り組む機会も提供されます。東京から世界に向けて新たな才能が羽ばたいていく瞬間に是非ご期待下さい。