アジア・フィルム・アワード・アカデミー(以下、AFAA)は、2021年10月8日(金)に韓国・釜山にて開催される、アジア全域版アカデミー賞「第15回アジア・フィルム・アワード」(AFA)にて、日本のアニメ作品『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に「2020 Highest-Grossing Asian Film Award」を、あわせて、韓国人俳優のイ・ビョンホンさんに「Excellence in Asian Cinema Award」を授与する事を発表しました。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、表現力豊かな映像美、感情を揺さぶる展開、スリリングなアクションが圧巻の日本のアニメーション作品で、吾峠呼世晴さんの漫画「鬼滅の刃」(集英社ジャンプ コミックス刊)を原作としています。人気を博したTVシリーズに引き続きufotableがアニメーション制作を手掛け、外崎春雄さんが監督、松島晃さんがキャラクターデザイン・総作画監督を担当しています。
本作は、コロナ禍の2020年10月16日に日本で初公開されて以降、アジア、欧州、北・ラテンアメリカを含む70を超える国と地域の劇場で公開されました。興行収入は全世界で4億7,900万ドルを超え(約536億円、2021年5月24日時点)、ハリウッド作品以外が年間興行収入全世界1位を記録するという史上初めての快挙を達成しました。この他にも様々な記録を樹立しており、アニメ作品として過去最高の興行収入を記録しただけでなく、これまで日本映画歴代1位だった『千と千尋の神隠し』(2001)を上回り、歴代最高の興行収入作品となりました。このような実績を受けて、今回AFAAは『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』への「2020 Highest-Grossing Asian Film Award」の授与を決定しました。
AFAAはさらに、韓国を代表する俳優イ・ビョンホン(李炳憲、이병헌)さんに「Excellence in Asian Cinema Award」を授与することを発表しました。「Excellence in Asian Cinema Award」は、優れた才能を持つ映画人にスポットを当て、 その映画人のアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える賞です。
イ・ビョンホンさんは30年におよぶ輝かしい経歴を持ち、韓国国内外の様々なジャンルの映画で多彩な才能を発揮してきました。与えられた役を解釈し、その役の精神に洞察を与える強烈な演技へと変換することで知られ、会話の全ての台詞に息を吹き込み、忘れられない体験で観客を驚かせています。その演技力で多くの賞を獲得しており、2016年には『インサイダーズ/内部者たち』(2015)で、韓国の権威ある大鐘賞(Grand Bell Awards)や青龍映画賞(Blue Dragon Film Awards)を含む10の異なる賞で最優秀俳優賞を席巻しました。
その影響力は韓国、アジアを超え、2015年には米国・アカデミー賞に招待され、アジアの俳優としては初めて最優秀外国映画のプレゼンターを務めました。 ハリウッドの大ヒット作『G.I.ジョー』(2009)や『マグニフィセント・セブン』(2016年)での出演は、ハリウッド内外の多くの韓国映画人たちにインスピレーションを与えてきました。イ・ビョンホンさんは、数々の受賞歴に加え、アジア・フィルム・アワードでも『インサイダーズ/内部者たち』と『KCIA 南山の部長たち』(2020年)で最優秀俳優賞を2度受賞しており、さらに最新作『Emergency Declaration(英題)』では、カンヌ国際映画祭に招待され、閉会式の舞台に立っています。彼の輝かしいキャリアを築き続けており、直近では自身も主演するNetflixオリジナル映画『I Believe In A Thing Called Love(英題)』で共同制作を務めています。
第26回釜山国際映画祭のイ・ヨングァン映画祭理事長は次のように述べています。「アジア・フィルム・アワードはこの度、イ・ビョンホンさんにExcellence in Asian Cinema Awardを授与できますことを、光栄に思います。アジアそして世界の映画への貢献が、広く観客や映画業界で認識されており、作品ごとに全く異なる役を演じることに対して恐れを持たたない姿勢は、プロフェッショナルさを反映しています。卓越したキャリアを通して演技技術を磨き、映画芸術の水準向上に取り組んできており、その技術と情熱はExcellence in Asian Cinemaにふさわしいです。」
両賞は、2021年10月8日に釜山で開催される授賞式で授与される予定で、セレモニーはゲストを実際に釜山に招待しつつ、オンラインでも参加できるハイブリット形式で開催します。
⇒各賞ノミネーションリストはコチラ
TIFFは、BIFFおよび香港国際映画祭とともに、アジア映画とその才能を促進および開発するために、2013年に非営利団体であるAFAアカデミーを設立しました。
アジア・フィルム・アワード (主催:アジア・フィルム・アワード・アカデミー)
2007年に創設されたアジア映画を対象とした映画賞。東京国際映画祭は2013年より、香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを創設し、アジアの映画業界と連携し、その年のアジアの映画人を表彰しスポットライトを当てることでアジア映画ファンの創出、世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っています。
アジア・フィルム・アワード公式サイト:
afa-academy.com
アジア・フィルム・アワード・アカデミー(以下、AFAA)は、2021年10月8日(金)に韓国・釜山にて開催される、アジア全域版アカデミー賞「第15回アジア・フィルム・アワード」(AFA)にて、日本のアニメ作品『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に「2020 Highest-Grossing Asian Film Award」を、あわせて、韓国人俳優のイ・ビョンホンさんに「Excellence in Asian Cinema Award」を授与する事を発表しました。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、表現力豊かな映像美、感情を揺さぶる展開、スリリングなアクションが圧巻の日本のアニメーション作品で、吾峠呼世晴さんの漫画「鬼滅の刃」(集英社ジャンプ コミックス刊)を原作としています。人気を博したTVシリーズに引き続きufotableがアニメーション制作を手掛け、外崎春雄さんが監督、松島晃さんがキャラクターデザイン・総作画監督を担当しています。
本作は、コロナ禍の2020年10月16日に日本で初公開されて以降、アジア、欧州、北・ラテンアメリカを含む70を超える国と地域の劇場で公開されました。興行収入は全世界で4億7,900万ドルを超え(約536億円、2021年5月24日時点)、ハリウッド作品以外が年間興行収入全世界1位を記録するという史上初めての快挙を達成しました。この他にも様々な記録を樹立しており、アニメ作品として過去最高の興行収入を記録しただけでなく、これまで日本映画歴代1位だった『千と千尋の神隠し』(2001)を上回り、歴代最高の興行収入作品となりました。このような実績を受けて、今回AFAAは『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』への「2020 Highest-Grossing Asian Film Award」の授与を決定しました。
AFAAはさらに、韓国を代表する俳優イ・ビョンホン(李炳憲、이병헌)さんに「Excellence in Asian Cinema Award」を授与することを発表しました。「Excellence in Asian Cinema Award」は、優れた才能を持つ映画人にスポットを当て、 その映画人のアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える賞です。
イ・ビョンホンさんは30年におよぶ輝かしい経歴を持ち、韓国国内外の様々なジャンルの映画で多彩な才能を発揮してきました。与えられた役を解釈し、その役の精神に洞察を与える強烈な演技へと変換することで知られ、会話の全ての台詞に息を吹き込み、忘れられない体験で観客を驚かせています。その演技力で多くの賞を獲得しており、2016年には『インサイダーズ/内部者たち』(2015)で、韓国の権威ある大鐘賞(Grand Bell Awards)や青龍映画賞(Blue Dragon Film Awards)を含む10の異なる賞で最優秀俳優賞を席巻しました。
その影響力は韓国、アジアを超え、2015年には米国・アカデミー賞に招待され、アジアの俳優としては初めて最優秀外国映画のプレゼンターを務めました。 ハリウッドの大ヒット作『G.I.ジョー』(2009)や『マグニフィセント・セブン』(2016年)での出演は、ハリウッド内外の多くの韓国映画人たちにインスピレーションを与えてきました。イ・ビョンホンさんは、数々の受賞歴に加え、アジア・フィルム・アワードでも『インサイダーズ/内部者たち』と『KCIA 南山の部長たち』(2020年)で最優秀俳優賞を2度受賞しており、さらに最新作『Emergency Declaration(英題)』では、カンヌ国際映画祭に招待され、閉会式の舞台に立っています。彼の輝かしいキャリアを築き続けており、直近では自身も主演するNetflixオリジナル映画『I Believe In A Thing Called Love(英題)』で共同制作を務めています。
第26回釜山国際映画祭のイ・ヨングァン映画祭理事長は次のように述べています。「アジア・フィルム・アワードはこの度、イ・ビョンホンさんにExcellence in Asian Cinema Awardを授与できますことを、光栄に思います。アジアそして世界の映画への貢献が、広く観客や映画業界で認識されており、作品ごとに全く異なる役を演じることに対して恐れを持たたない姿勢は、プロフェッショナルさを反映しています。卓越したキャリアを通して演技技術を磨き、映画芸術の水準向上に取り組んできており、その技術と情熱はExcellence in Asian Cinemaにふさわしいです。」
両賞は、2021年10月8日に釜山で開催される授賞式で授与される予定で、セレモニーはゲストを実際に釜山に招待しつつ、オンラインでも参加できるハイブリット形式で開催します。
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TIFFは、BIFFおよび香港国際映画祭とともに、アジア映画とその才能を促進および開発するために、2013年に非営利団体であるAFAアカデミーを設立しました。
アジア・フィルム・アワード (主催:アジア・フィルム・アワード・アカデミー)
2007年に創設されたアジア映画を対象とした映画賞。東京国際映画祭は2013年より、香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを創設し、アジアの映画業界と連携し、その年のアジアの映画人を表彰しスポットライトを当てることでアジア映画ファンの創出、世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っています。
アジア・フィルム・アワード公式サイト:
afa-academy.com